第22課 せめて

第22課 せめて

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十分(じゅうぶん)ではないけれど、少(すく)なくとも
満足(まんぞく)はできないけれど、少(すく)なくとも

今回(こんかい)勉強(べんきょう)すること・・・

1)意味(いみ)「充分(じゅうぶん)ではないけれど、少(すく)なくとも」「満足(まんぞく)はできないけど、少(すく)なくとも」。
2)「せめて」の文(ぶん)の終(お)わりはスピーカーの願望(がんぼう)やお願(ねが)いを表(あらわ)す文(ぶん)「~たい」「~ばいい」「~たらいいなぁ」「~てください」「~てほしい」「~ましょう」など。
3)「くらい」も一緒(いっしょ)に使(つか)ってみよう!

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〈 はじめに 〉()

楽(たの)しみにしていたイベントなのに、なにか良(よ)くないことが起(お)こって、がっかりする。

あなたはこんなときどうする?

①山やまに車くるまで紅葉こうようを見みに行いこうしていた日ひに車くるまにトラブルが起おこって行いけなくなる。

②デートの日ひに相手あいてに急きゅうに仕事しごとが入はいって、会あえなくなる。

③好(す)きなアーティストの3年(ねん)ぶりのコンサートに絶対(ぜったい)に行(い)きたかったけど、チケットが買(か)えなくて行(い)けない。

「せめて」を使(つか)うと・・・

①せめて紅葉こうようだけでも見みたいと思おもって、公園こうえんに行いってみる。

②せめて1いっ分ぷんでいいから顔かおを見みながら話はなしたいと思おもって、わがままを言いってビデオミーティングをお願ねがいした。

③せめてコンサートの空気(くうき)を感(かん)じたくて、コンサート会場(かいじょう)の近(ちか)くに行(い)ってみようと思(おも)う。

〈 会話 〉

ことば()

嵐山(あらしやま)〈名詞(めいし)〉京都(きょうと)にある山(やま)。桜(さくら)や紅葉(こうよう)で有名(ゆうめい)な場所(ばしょ)。

紅葉(こうよう) 〈名詞(めいし)/する〉秋(あき)に今(いま)まで緑色(みどりいろ)をしていた葉(は)の色(いろ)が赤(あか)や黄色(きいろ)に変(か)わること。

濡(ぬ)れる〈動詞(どうし)〉 Sが(水(みず)・雨(あめ))に濡(ぬ)れる。水(みず)がつく。水(みず)がかかったり、水(みず)の中(なか)に入(はい)ったりしたとき、水(みず)がしみこむ。

名物(めいぶつ)〈名詞(めいし)〉その土地(とち)で有名(ゆうめい)な物(もの)。

京都の嵐山です。3回くらい行ったことがあります。きれいなところです!
これは紅葉(もみじ)の紅葉です。
同じ漢字なんですよ。
京都の名物といえば・・・
やっぱり八つ橋(やつはし)かな?

会話文()

-オンラインレッスンで日本語(にほんご)の先生(せんせい)と生徒(せいと)のホリタさんが話(はな)しています。-

先生(せんせい):ホリタさん、そろそろ京都(きょうと)に旅行(りょこう)に行(い)くんでしたね!出発(しゅっぱつ)はいつですか。

ホリタ:明日(あした)からなんですけど、今(いま)日本(にほん)に台風(たいふう)が近(ちか)づいてきているじゃないですか、天気(てんき)予報(よほう)だと、ほぼ毎日(まいにち)雨(あめ)の予報(よほう)なんですよ。

先生(せんせい):わぁ、それは、困(こま)りましたね。

ホリタ:はい、毎日(まいにち)じゃなくてもいいから、❶せめて一日(いちにち)くらい晴(は)れてほしいなぁって思(おも)っています。嵐山(あらしやま)に紅葉(こうよう)の写真(しゃしん)を撮(と)りに行(い)きたいと思(おも)ってて。

先生(せんせい):そっか。でも、もし晴(は)れなくてもがっかりしないでね。雨(あめ)に濡(ぬ)れる秋(あき)の京都(きょうと)もきれいですよ。きっと。それに、❷雨(あめ)でも、せめておいしい京都(きょうと)の料理(りょうり)とか名物(めいぶつ)とか食(た)べて、日本語(にほんご)もたくさん話(はな)して楽(たの)しく過(す)ごしてきてくださいね。

ホリタ:はい!楽(たの)しめることはたくさんありますね。

〈 会話文の中の「せめて」 〉

❶せめて一日(いちにち)くらい晴(は)れてほしいなぁ。

❷雨あめでも、せめておいしい京都きょうとの料理りょうりとか名物めいぶつとか食たべて、日本語にほんごもたくさん話はなして楽たのしく過すごしてきてくださいね。

〈 練習問題 〉

文型(ぶんけい)「せめて~てください」を使(つか)って、
話(はな)し相(あい)手(て)にあなたの要望(ようぼう)(要求(ようきゅう)・希望(きぼう))を伝(つた)えましょう。

①ねぇ、風邪(かぜ)を引(ひ)いていて、全然(ぜんぜん)食(た)べたくないのは分(わ)かるけど、少(すく)なくともこのスープは飲(の)んでよ。( 本当(ほんとう)は身体(からだ)のためにもっと食(た)べてほしいですが。)

②日本(にほん)に着(つ)いたら、疲(つか)れていて連絡(れんらく)したくないのは分(わ)かるけど、少(すく)なくとも一言(ひとこと)「日本(にほん)に着(つ)いたよ」って知(し)らせてくださいね。( 本当(ほんとう)はもっと話(はな)したいけれど。)

◎「本当(ほんとう)は身体(からだ)のためにもっと食(た)べてほしいですが」「本当(ほんとう)はもっと話(はな)したいけれど」が、「十分(じゅうぶん)じゃない・満足(まんぞく)じゃない」という気持(きもちを表(あらわ)している。

〈 お友だちのことば「くらい」 〉

1)せめてこのスープくらい飲(の)んでよ。

2)せめて一言(ひとこと)「日本(にほん)についたよ」くらい、知(し)らせてくださいね。