第28課 よけい

第28課 よけい)

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すでに(そうだ)けど、もっと(そう)

【よけい】〈副(ふく)詞(し)〉すでに(そうだ)けど、もっと(そう)
こんな風(ふう)に使(つか)います・・・
もうすでに感(かん)じている気持(きも)ちや状態(じょうたい)がもっと大(おお)きくなるという意味(いみ)で使(つか)われる。

例れい「よけい寝(ね)られなくなる」(意味(いみ):もうすでに寝(ね)られないけど、もっと寝(ね)られなくなる))

寝られないときに、羊を数え始めて、
よけい寝られなくなる人、いませんか。

◎すでに寝(ね)られない⇒何(なに)かスイッチ(Switch)がある。⇒もっと寝(ね)られなくなる
例(れい))羊(ひつじ)を数(かぞ)える


今(きょ)日(う)勉(べん)強(きょう)するのは…

1)意味(いみ)「すでに(そうだ)けど、もっと(そう)」。
2)もともと感(かん)じていた気持(きも)ちが、何(なに)かスイッチがあって、もっと大(おお)きくなったと話(はな)す練習(れんしゅう)をする。
3)文型「そんなこと(を)言(い)われると、よけい~」「そう言(い)われたら、よけい~」を使(つか)ってみる。
4)名詞(めいし)・な形(けい)「よけい」は「必要(ひつよう)以上(いじょう)の」という意味(いみ)。

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〈 はじめに 〉()

皆(みな)さんは「ダメ」といわれると、もっとしたくなりますか。()

このフォルダーだけは、絶対に見ないで~。
この箱をさしあげますが、絶対に開けちゃダメですよ。(お姫様にもらった箱ですよ。開けずにはいられませんよね…)

①〈友(とも)だちの家(いえ)に遊(あそ)びに行った〉

このドア何(なに)かな?と思(おも)った。
友(とも)だち「このドアは絶対(ぜったい)に開(あ)けないで!」

②〈友(とも)だちの部屋(へや)で〉

このフォルダーにはどんな写真(しゃしん)が入(はい)っているのかな?と思(おも)った。
友(とも)だち「このフォルダーだけは絶対(ぜったい)に見(み)ないで!」

③〈浦島(うらしま)太郎(たろう)のお話(はなし)〉

お姫(ひめ)さまに絶対(ぜったい)に開(あ)けてはいけないという箱(はこ)をもらう。

◎「ダメ」って言いわれると、もっと考かんがえてしまう。だから、もっと興味きょうみを持もってしまうのは普通ふつうのこと。本当ほんとうにダメなとき(しちゃいけないとき)に、「ダメ」と言いうのは逆ぎゃく効こう果か。

〈 会話 〉

ことば()

ツアー〈名詞(めいし)〉tour。 
例(れい))東京(とうきょう)で2時間(じかん)のバスツアーに参加(さんか)した。

山小屋(やまごや)〈名詞(めいし)〉山(やま)にある小(ちい)さい小屋(こや)・施設(しせつ)。山(やま)に登(のぼ)る人(ひと)が泊(と)まったり休憩(きゅうけい)したりする。

レビュー〈名詞(めいし)/する〉review。例(れい))昨日(きのう)行(い)ったレストランのレビューを書(か)く。

雰囲気(ふんいき)〈名詞(めいし)〉その場所(ばしょ)にあるもの・いる人(ひと)が作(つく)る感(かん)じや気分的(きぶんてき)な空気(くうき)のこと。ムード(mood)。

ツアー旅行も きらいじゃないです。
山小屋に いつか泊(と)まってみたいです。
レビューは、あまり書きません。

会話文()

ヨッシーと八角(はっかく)さんは友(とも)だちです。

-スキーのツアー旅行(りょこう)に参加(さんか)しています。今(いま)、山(やま)小(ご)屋(や)で晩(ばん)ご飯(はん)を食(た)べています-

ヨッシー:ここで昔(むかし)、人(ひと)が死(し)んだんだって。なんか事件(じけん)があったみたい。(えっ??)ここに来(く)るときホテルのレビュー見(み)てて、見(み)つけちゃったよ。(何(なに)それ。聞(き)きたい聞(き)きたい!)好(す)きだよね~、そういう話(はなし)。バスの中(なか)で話(はな)したかったけど、みんなに❶よけいなこと知(し)られて、楽(たの)しい雰囲気(ふんいき)、壊(こわ)したくなかったし。(知(し)りたい!早(はや)く話(はな)して~)話(はな)してもいいけど、今(いま)聞(き)くと夜(よる)寝(ね)られなくなるよ。きっと。

八角(はっかく):そう言(い)われると❷よけい聞(き)きたくなる。話(はな)して話(はな)して!

ヨッシー:ここまだ人(ひと)がいるし、詳(くわ)しいことは部屋(へや)で話(はな)すね。でさ、さっきフロントの人(ひと)に、2階(かい)の奥のトイレには入(はい)らないでくださいって言(い)われたじゃない? あそこが怪(あや)しいと思(おも)っているんだよね。

八角(はっかく):そんなこと言(い)われたら、よけい行(い)きたくなるのが普通(ふつう)だよね。そんで、実(じつ)はもう見(み)に行(い)ってきたんだけど、ただ窓(まど)が壊(こわ)れてめちゃくちゃ寒(さむ)い風(かぜ)が入(はい)ってきてただけだったよ。あれは死(し)ねるよ。

〈 会話文の中の「よけい」 〉

❶みんなによけいなこと(を)知(し)られて、楽(たの)しい雰囲気(ふんいき)(を)壊(こわ)したくなかったし。()

❷そう言(い)われると、よけい聞(き)きたくなる。()

〈 練習問題 〉()

〈練習(れんしゅう)〉「よけい」を使(つか)って、言(い)い換(か)えましょう。()

①〈雑誌(ざっし)を見(み)ていて〉

A:このスイスの腕(うで)時計(どけい)、かわいいよね。買(か)おうかな。どうしようかな。
B:今(いま)、売(う)り切(き)れで、入荷(にゅうか)待(ま)ちだって。
A:うわぁ、もうすでにほしかったけど、もっとほしくなった。予約(よやく)しちゃおう。

よけいほしくなった

②〈レストランの前(まえ)で〉

A:この店(みせ)、良(よ)さそうだね。入(はい)ってみようか。
B:でも、「一見(いちげん)様(さま)お断(ことわ)り」って書(か)いてあるよ。初(はじ)めての人(ひと)は店(みせ)に入(はい)っちゃダメだって。
A:もうすでに行(い)ってみたかったけど、もっと行(い)きたくなった。誰(だれ)か紹(しょう)介(かい)してくれる人(ひと)、いないかな。

よけい緊張するので、もう何も言わないで…

③〈大学(だいがく)の休(やす)み時間(じかん)〉

A:これから発表(はっぴょう)でしょ? 頑張(がんば)ってね!
B:緊張(きんちょう)する~。
A:そんなに緊張(きんちょう)しなくても大丈夫(だいじょうぶ)だよ。あんなに練習(れんしゅう)したんだから、失敗(しっぱい)するわけないよ。
B:もうすでに緊張(きんちょう)しているけど、もっと緊張(きんちょう)するから、もう何(なに)も言(い)わないで。

④〈日本語(にほんご)のネットニュースを読(よ)んでいて〉

A:え~、この文(ぶん)のサブジェクト(subject)は誰(だれ)だろう?
B:泥棒(どろぼう)じゃない?えーっと、あれ?警察(けいさつ)。じゃなくて、おじいさん?
A:もうすでに分(わ)からないけど、もっと分(わ)からなくなるから、あっちに行(い)ってて。

〈 お友だちのことば
「そんなこと/そう」+「言(い)われると/言(い)われたら」 〉()

「そんなこと(を)言(い)われると」や「そう言(い)われたら」などは、「よけい」の前(まえ)に使(つか)われることが多(おお)い。「気持(きも)ちが大きくなる」スイッチ・きっかけ・理由(りゆう)を言(い)っている。

1)〈スーパーで〉

A:「超ちょうエクストラスーパーハイパー激げき辛からソース」だって、そんなに辛からいのかな。
B:これ、やばいよ。一いっ滴てきで死しねるから、つけないほうがいいよ。
A:そんなこと言いわれると、よけい試ためしてみたくなる。

よけい試してみたくなる?・・・やめたほうがいいと思います!

2)〈仕事(しごと)の休(やす)み時間(じかん)に〉

A:課長(かちょう)が、この間(あいだ)一緒(いっしょ)にお酒(さけ)飲(の)みに行(い)ってから、妙(みょう)に優(やさ)しくなって、怖(こわ)いんだよね。
B:気(き)に入(い)られたんだよ。きっと。
A:え~、そんなこと言(い)われたら、よけい怖(こわ)くなる。()

〈 まとめ 〉

1)意味(いみ)は「すでに(そうだ)けど、もっと(そう)」。

2)もともと感(かん)じていた気持(きも)ちが、何(なに)かスイッチがあって、もっと大(おお)きくなったと話(はな)す練習(れんしゅう)をした。

3)「そんなこと(を)言(い)われると、よけい~」「そう言(い)われたら、よけい~」のように使(つか)うこともできる。

4)名詞(めいし)・な形(けい)「よけい」は「必要(ひつよう)以上(いじょう)の」という意味(いみ)だった。

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