第10課 -てしまう(2)

第10課 -てしまう(2)

これから起(お)こるかもしれない心配(しんぱい)なこと

今回(こんかい)勉強(べんきょう)すること・・・

「まだ起(お)きていないこと」「これからのこと」を話(はな)す「てしまう」
❶「悪(わる)いことが起(お)こるおそれ」について「心配(しんぱい)な気持(きも)ち」で話(はな)す。
-それについて、どう思(おも)っているのか、そうならないために何(なに)をするのか)も言う。
❷「ちゃおう(てしまおう)」「ちゃいます(てしまいます)」
  ⇒「(速(はや)く)~て、この状況(じょうきょう)を終(お)わりにしよう/します」という意味(いみ)。
❸「いつも」の話(はなし)をするときにも使(つか)う。()

〈会話2〉

ことば

やばい〈形容(けいよう)詞(し)〉  あぶない。自分(じぶん)にとって良(よ)くない状況(じょうきょう)を感(かん)じていう[1]。

牛乳(ぎゅうにゅう)アレルギー〈名詞(めいし)〉  牛乳(ぎゅうにゅう)を飲(の)んだり、口(くち)に入(い)れたりすると出(で)るアレルギー。Allergy。

作戦(さくせん) 〈名詞(めいし)〉  戦(たたか)いやスポーツなどの試合(しあい)で勝(か)つために考(かんが)える方法(ほうほう)。ある目的(もくてき)を達成(たっせい)するために考(かんが)える方法(ほうほう)。例(れい))作戦(さくせん)を立(た)てる。

ぶー    不満(ふまん)があるときに出(で)る声(こえ)。

おしぼり 〈名詞(めいし)〉  水(みず)に濡(ぬ)らして絞(しぼ)った小(ちい)さいタオル。レストランなどで手(て)を拭(ふ)くために出(だ)される。顔(かお)を拭(ふ)く人(ひと)もいる。 ノック    〈名詞(めいし)/する〉 knock。部屋(へや)などに入(はい)るときや人(ひと)がいるか知(し)りたいときにドアを軽(かる)く叩(たた)くこと。


[1] 会話(かいわ)文(ぶん)では良(よ)くない意味(いみ)で使(つか)っているが、良(い)い意味(いみ)でも使(つか)われる。「最高(さいこう)だ」「すごくいい」「すごくおいしい」「すごくおもしろい」「すごく楽(たの)しい」など。

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アレルゲン
「ぶー」と言うときは、
こんな顔で・・・
おしぼり&お茶

)()


会話

給湯室(きゅうとうしつ)で

-お客(きゃく)さんに出(だ)すはずのブラックコーヒーにミルクを入(い)れてしまって、こまっています。—

A:じゃあ、出(だ)してみよっか…。いや、でも、気(き)づかれちゃったら、やばいし、それより、もしあの人(ひと)が牛乳(ぎゅうにゅう)アレルギーだったら、大変(たいへん)なことになっちゃいますよね。

B:じゃあ、先(さき)にこの牛乳(ぎゅうにゅう)プリンを出(だ)して、このプリンがOKだったら、このコーヒーを出(だ)すのはどう?この真(ま)っ白(しろ)いプリンがOKで、ミルクちょっと入(はい)っちゃったけどこんなに黒(くろ)いコーヒーがダメなわけがない。

A:じゃあ、もうその作戦(さくせん)で行(い)きましょう。コーヒー冷(さ)めちゃいますから、先輩(せんぱい)、早(はや)く行(い)ってください!(え??)でも、こぼしちゃわないようにゆっくり歩(ある)くんですよ!(えーわたしが行(い)くの?ゆっくり歩(ある)いて早(はや)く行いくってなに?)ケーキ食(た)べてしまったのは誰(だれ)ですか。(ぶー)はい、おしぼりも持(も)っていってね。(ぶー)はい、行(い)って行(い)って、いってらっしゃい!

〈ドアをノックして、開(あ)ける〉
B:お待(ま)たせしてしまい、申(もう)し訳(やく)ございません。こちらよろしければ、どうぞお召(め)し上(あ)がりください。

前回ぜんかいの会話かいわの続つづき。結局けっきょく牛乳ぎゅうにゅう入いりのコーヒーを出だしてみることになった。

しかし、お客(きゃく)さんが牛乳(ぎゅうにゅう)アレルギーだったら大変(たいへん)である。そのため、牛乳(ぎゅうにゅう)プリンを先(さき)に出(だ)してお客(きゃく)さんの反応(はんのう)を見(み)てから、ミルク入(い)りのコーヒーを出(だ)すかどうか決(き)めようということになった。

おかし・飲み物・おしぼり

)

飲(の)み物(もの)とお菓子(かし)、おしぼりの出(だ)し方(かた)のマナー

〈位置(いち)〉どこに何なにを置おくか()

テーブルの上(うえ)、お客(きゃく)さんの右手側(みぎてがわ)から順(じゅん)に
おしぼり⇒飲(の)み物(もの)⇒お菓子(かし)
おしぼりがお客(きゃく)さんの右手(みぎて)。
次(つぎ)が飲(の)み物(もの)で、一番(いちばん)左(ひだり)がお菓子(かし)。


〈順番(じゅんばん)〉何なにから出だすか

・お客(きゃく)さんの右側(みぎがわ)から出(だ)す場合(ばあい):お菓子(かし)⇒飲(の)み物(もの)⇒おしぼり
・お客(きゃく)さんの左側(ひだりがわ)から出(だ)す場合(ばあい):おしぼり⇒飲(の)み物(もの)⇒お菓子(かし)

◎右(みぎでも左(ひだり)でも一番奥(いちばんおく)に置(お)くものから出(だ)す。位置(いち)を覚(おぼ)えておけば、出(だ)し方(かた)も覚(おぼ)えやすい。

〈会話3〉

ことば

(だれ)の右手(みぎて)に回(まわ)る (だれ)の右側(みぎがわ)に移動(いどう)する。

さすが〈副詞(ふくし)〉 「思(おも)っていた通(とお)りで、やっぱり、すごい。」の意味(いみ)

計算(けいさん)する〈動詞(どうし)〉  状況(じょうきょう)を見(み)て、その過程(かてい)と結果(けっか)を予測(よそく)する[1]。

ぺろっと〈副詞(ふくし)〉  ぺろり。食(た)べものや料理(りょうり)を短(みじか)い時間(じかん)で全部(ぜんぶ)食(た)べてしまう様子(ようす)。       例(れい))ぺろっと食(た)べる、食(た)べてしまった、食(た)べきった

エグゼクティブシェフ〈名詞(めいし)〉  executive chef。上級(じょうきゅう)クラスの料理(りょうり)長(ちょう)

(名詞(めいし))+並(なみ)    (名詞(めいし))と同(おな)じレベル 例(れい))あの人(ひと)の足(あし)の速(はや)さはバイク並(なみ)だよ。意味(いみ):あの人(ひと)はバイクのように早(はや)く走(はし)る。

バレる〈動詞(どうし)〉 隠(かく)したいことが知(し)られる、見(み)つかる。

取(と)り替(か)える〈動詞(どうし)〉 あるものを違(ちが)うものと替(か)える。

つられる〈動詞(どうし)〉  誰(だれ)かがしていることに影響(えいきょう)を受(う)けて、自分(じぶん)も同(おな)じようなことをする。例(れい))みんなが笑(わら)っているのにつられて、全然(ぜんぜん)面白(おもしろ)くないけど、笑(わら)ってしまった。


[1] この会話(かいわ)文(ぶん)の中(なか)では、「牛乳(ぎゅうにゅう)プリンを先(さき)に出(だ)してお客(きゃく)さんの反応(はんのう)を見(み)る」という目的(もくてき)があった。日本(にほん)でも、お客(きゃく)にお菓子(かし)や飲(の)み物(もの)、おしぼりを出(だ)す順番(じゅんばん)にもマナーがある。右(みぎ)から出(だ)すときは「①お菓子(かし)②飲(の)み物(もの)③おしぼり」の順(じゅん)、左(ひだり)から出(だ)すときは「①おしぼり②飲(の)み物(もの)③お菓子(かし)」の順(じゅん)と言(い)われている。牛乳(ぎゅうにゅう)プリンは「お菓子(かし)」なので、先(さき)に出(だ)すためには、お客(きゃく)の右側(みぎがわ)から出(だ)す必要(ひつよう)がある。そのため、先輩(せんぱい)はそれを計算(けいさん)して、「お客(きゃく)さんの右手(みぎて)に回(まわ)った」と言(い)った。

シェフ

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ウエイターが男性客の右手から
料理を出しています。
「バレる」の 例
仕事中、変なビデオを見ていたことが
上司にバレた!!

会話

給湯室(きゅうとうしつ)で

-先輩(せんぱい)が会議室(かいぎしつ)から戻(もど)ってきたところ-

A:(ただいま~)あれ、コーヒーだけ戻(もど)ってきた。

B:ふぅ~、牛乳(ぎゅうにゅう)プリンを先(さき)に出(だ)すためだけに、お客(きゃく)さんの右手(みぎて)に回(まわ)っちゃったよ。(さすが先輩(せんぱい)は、そこまで計算(けいさん)されるんですね。勉強(べんきょう)になります。)で、牛乳(ぎゅうにゅう)プリンは大丈夫(だいじょうぶ)だったよ。5秒(びょう)くらいでぺろって食(た)べちゃった。(牛乳(ぎゅうにゅう)プリンって分(わ)かってました?)うん、牛乳(ぎゅうにゅう)プリンですって言(い)ったから大丈夫(だいじょうぶ)。おいしいねぇって喜(よろこ)んでくれた。コンビニで買(か)ったやつだから、なんだか申(もう)し訳(わけ)なくなっちゃった。

A:じゃあ、牛乳(ぎゅうにゅう)アレルギーじゃなかったですね。よかった。

B:でさ、あっ、ちょっと、コーヒー用意(ようい)してね。すぐに持(も)っていかなきゃ。でさ、牛乳(ぎゅうにゅう)プリンは大丈夫(だいじょうぶ)だって分(わ)かったから、牛乳(ぎゅうにゅう)ちょっと入(い)りの黒(くろ)いコーヒーにもチャレンジしたよ。でも、あのお客(きゃく)さんの舌(した)、すごいよ。エグゼクティブシェフ並(なみ)だよ。一口(ひとくち)飲(の)んで、「さっきの方(かた)にブラックでってお願(ねが)いしたんだけど。ミルクはいってるよ」って(バレちゃった?)うん、それで、すぐにお取(と)り替(か)えしますって。

A:あ〝あ〝あ〝あ〝~!しまった!!!またミルク入(い)れてしまったじゃーん!!!牛乳(ぎゅうにゅう)とかミルクって聞(き)くとつられちゃうから、もう私(わたし)がコーヒー入(い)れてるときに、牛乳(ぎゅうにゅう)とかミルクとか言(い)わないでくださいね!

ふえるワカメ?

わかめは、のりに似(に)ている。

のりは、おにぎりとかお寿司(すし)に使(つか)う黒(くろ)い食(た)べ物(もの)。シートみたいな形(かたち)をしている。

のり(海苔)
おにぎり
巻き寿司(まきずし)

のりもワカメも海藻(かいそう)、海(うみ)で採(と)れる、黒(くろ)っぽい緑(みどり)っぽいもの。ワカメは日本(にほん)ではおみそ汁(しる)とか、サラダに使(つか)う。ワカメをたくさん食(た)べると、きれいな髪(かみ)が生(は)えるとか、白(しら)髪(が)がなくなるなどと言(い)われている。

ワカメと豆腐(とうふ)の みそ汁(しる)
ワカメのサラダ
ワカメを食べると、
髪(かみ)がきれいになる??

ふえるワカメ(乾燥(かんそう)ワカメ)

・乾燥(かんそう)した、パリパリの乾(かわ)いたワカメの商品(しょうひん)。
・食(たべるときに水(みず)に入(い)れなきゃいけない。
・水みず)に入(い)れると10倍(ばい)以上(いじょう)の量(りょう)になる。
・料理りょうり)に使(つか)うときは一人前(いちにんまえ)で3gくらいでいいらしい。
 ※3gで30gにもなる。
・一袋(ひとふくろ)に16gくらいワカメが入(はい)っている。お味噌(みそ)汁(しる)が5回(かい)以上(いじょう)も作(つく)れる計算(けいさん)

◎最(さい)後(ご)に「しちゃいけないって思(おも)うと、しちゃう人(ひと)が世(よ)の中(なか)にはいるんだね。」というお話(はなし)を読(よ)みました。ふえるワカメを一袋ひとふくろ全部ぜんぶ、口くちに入いれちゃって、お腹なかがいたくなった人のことについて言いっていました。